命は自分のものではないと思った日～祖母の１周忌～

こんにちは、にゃんこまるです。

先日、祖母の1回忌でお寺に行ってきました。

そこで気づいた大切なこと（？）を書きます！！

最後会えなかった・・・

離れて暮らす父方の祖母、

父が癌で闘病中に祖母も同じ癌になり、最後に会うことなく亡くなりました。

私は、祖母が癌と分かり入院するもっと前に、

なんだか久々におばあちゃんに会いに行きたいなあ

とふと思ったけど、

遠いし母も仲悪いし（笑）結局行かないことになりました。

そしてその数か月後に亡くなった・・・。

あの時「会っておきなさい」と言われたようだった・・・。

命ってだれのもの

仕事が辛かったり、人生でつまづいたり、耐えられないことがあると

死にたいって思ってしまうこともあると思います。

（そう思ったことある人って、どれくらいいるんだろう・・・）

（やっぱり明るくてリア充な人はこんなこと思わないのかな）

その時はいっぱいいっぱいで、

目の前の辛いことから逃げたい、

楽になりたいからそう思うし、

自分が死んだら残された周りの人がどうなるとか

考える余裕なんてない！

だけど・・・

今回、1回忌でお坊さんが

「あなたの命は、ご先祖様が大切に受け継いできたものです。」

と言ってました。

お坊さんがお経を読んでいる間、

色んなことを考えました。

自分の命って、

自分の所有物っていうか、

自分のものなんだからどうするかは自分が決めていい

そう思っていたんですが

おばあちゃんが自分の時間を割いて私の世話をしてくれたり

好きそうなものを選んで買ってきてくれたり

親が「この子のために」と時には自分を犠牲にしたりして

そうやって生きているから、

実は自分のものと思っていた命が、もしかしたら

大切な人の命と同じくらいの価値があるのかも・・・

と思いました。

人のために自分を犠牲にしなきゃいけないとか

子どものために完璧に色々こなさないと、頑張らないととか

そういうことではないけど。

ちょっとでも自分のために頑張ってくれた人がいるから、

これは自分だけのものではないんだなあ。としみじみしました。

自分は自分のために生きてるとか、

命は自分だけのものって考えると頑張れないけど

そうじゃないと思うと、大切にできるかもしれない・・・！

こういうことを考える機会をくれたことに、感謝です。😊